高級衣類でも生地を傷めずキレイになるプロが行うウェットクリーニングとは?

公開日:2022/06/15最終更新日:2022/07/01

ウェットクリーニングとは、文字通り水にぬらして衣類を洗う方法です。しかし、単に洗濯機で洗うことではなく、専門のプロによる特殊なクリーニング方法を指します。ウェットクリーニングで洗えば高級衣類でも生地を傷めずにキレイにできます。ここではウェットクリーニングとドライクリーニングの違いや、向いている衣服などを紹介します。

ウェットクリーニングとは?

ウェットクリーニングとは、その名の通り水洗いのことですが、専門の技術と知識を持ったプロが行う特殊な水洗いのクリーニング方法のことです。主に技術者の手作業で行われ、手間と費用が余計にかかることがありますが、この方法を使えば、今まで水洗いできなかった高級衣類や傷みやすい衣類をキレイにできます。

従来であれば高級衣類は生地が傷んだり、型崩れを起こすので水洗いをすることは推奨されておらず、水を使わないドライクリーニングを行うのが一般的でした。しかし、ドライクリーニングでは基本的に油性の汚れしか落とせないので、クリーニングしたあとでも水性の汚れが残ったままになっていました。

汗や皮脂などの日常的につく汚れの多くは水性汚れなのでドライクリーニングをしてもきれいにならず、残ったたんぱく質などが黄ばみの原因となってしまいます。こうした高級衣類の日常汚れを落としてキレイに復活させることができるのが、このウェットクリーニングなのです。

ウェットクリーニングはドライクリーニングと何が違う?

上で少し触れましたが、ウェットクリーニングとドライクリーニングは何が違うのか、説明します。ドライクリーニングはウールやシルクなど、水洗いできない衣類に対して行うクリーニング方法で、ドライな状態で溶剤を使って汚れを落とします。一般的には石油系の有機溶剤と特殊な洗剤を用いて業務用洗濯機でクリーニングします。

溶剤は油性のものなので、ここで落とせるのは油汚れになります。具体的には皮脂汚れや食べこぼしの油分、口紅やファンデーションなどの化粧品の汚れ、マジックインキなどのシミです。ドライクリーニングは、こうした汚れには効果を発揮します。

対してウェットクリーニングは主に手作業で素材ごとに適した洗剤を使用し、押し洗いをします。押し洗いはこすり洗いと比較して生地への負担が少ないからです。乾燥も乾燥機などで一気に乾燥させると収縮するので機械は使用しません。プレスも濡れた状態でかけて仕上げていきます。

従来の機械を使ったクリーニング方法はランドリーといい、ウェットクリーニングとは区別されます。水で洗うので水溶性の汚れに強いです。具体的には汗や血液、果汁やアルコール汚れなどが該当します。それぞれに得意な汚れがありますが、長く着ると水溶性汚れが蓄積していくので、ウェットクリーニングを行うことで衣類をきれいな状態に戻すことができます。

ウェットクリーニングは自力で行える?

ウェットクリーニングのマークは、2016年から新JIS洗濯表示として追加されています。勘違いされやすいですが、これはあくまで業者によるウェットクリーニングができるという表示です。自宅で水洗いができるという表示ではないので注意しましょう。

専門知識のない人が自宅で水洗いをしてしまうと、型崩れや収縮、色移りや毛羽立ちなどのトラブルで衣類にダメージを与えてしまいます。せっかくのお気に入りの服が台無しになってしまうおそれがあるので、自宅ではウェットクリーニングは難しいと覚えておきましょう。

業者でもウェットクリーニングのノウハウがないところに頼むと、思い通りの仕上がりにならないことがあります。大切な服を出す場合は、専門の業者に依頼するのがよいでしょう。

ウェットクリーニングに向いている衣服

最後にウェットクリーニングに向いている衣服は、どのようなものなのでしょうか。まず、スーツやドレスなどの高級衣類や、セーターなど従来のクリーニング方法では収縮してしまう衣服などはウェットクリーニングで依頼するのに向いているといえます。

スパンコールやビーズの装飾がついた衣服、ドライクリーニングできないプリントものの衣服なども、ウェットクリーニングが適しているでしょう。ぬいぐるみなやクッションなども場合によっては、ウェットクリーニングが好ましいでしょう。ただしウェットクリーニング不可のマークがついているものは専門店でも基本的には受け付けていないので注意しましょう。

 

ウェットクリーニングについて解説しました。簡単にまとめると、ウェットクリーニングは特殊な技術でプロが行う水洗いで、高級な衣類でも生地を傷めにくいのが特徴です。従来のドライクリーニングでは落ちなかった汗やたんぱく質の汚れを落とすことができるので、くたびれた高級衣類を復活させることができます。

ただし、ウェットクリーニング可のマークがある衣類が対象です。マークがあっても自宅でウェットクリーニングを行うことは難しいでしょう。きちんとした業者に依頼するのが、望ましいです。

また、クリーニング業者でもノウハウがあまりない業者に依頼すると思った通りの仕上がりにならないことがあるので、大切な服をクリーニングする際には、ウェットクリーニングを専門に扱っている業者に頼むのがよいでしょう。

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